GRAPEVINE「From a smalltown」

あぁこれは紛うなき大傑作だ

From a smalltown(初回限定盤)(DVD付) [Limited Edition]

From a smalltown(初回限定盤)(DVD付) [Limited Edition]

スペシャ・モバイルでの田中のコラム読んだら「毎回傑作だとか言われる〜云々」と書いてあったが、いやいやこれこそ俺が待ってたアルバムだよ、と
他の人が何ていってようが間違いないよ

実は正直なところ俺は「Circulator」で離れて「deracine」で戻ってきた出戻りファンなんですが。。
元々初期バインのファンとしてはツボもツボ
名盤「退屈の花」や「Here」のバイン特有の若年寄的"濃さ"と最近の焦燥感や瑞々しさが見事に溶け込んだような大傑作だと思う
上手くは言えないんだけどね

色んな人の感想を見てみると、「another sky」以降のアルバムを飾るプロローグ的なオープニング曲(「豚の皿」、「マリーのサウンドトラック」、「13/0,9」)が無いのが寂しいっていう意見も
いやいや、もうそんなのいらないでしょう
むしろこのアルバムにはそういう曲は邪魔というか
バイン初のジャム・セッション曲「FLY」に次いでのセッション曲「smalltown,superhero」も今作品の中でも群を抜く名曲ではないか
個人的に一番好きな曲は、やはり近作のような実験的要素と初期。。というかバインの根本にあるスタイルがソフィスティケイトされたような「インダストリアル」「ママ」か
現在のサポートメンバーを含めた「5人でのバイン」が一番活かされているとも思える

もしや次のアルバムは傑作?と予感させた「指先」もさることながら最終曲「棘に毒」「Juxtaposed」も引けをとらない程の名曲
というか飛びぬけて耳を奪うというような作品ではないんだろうけども

文才に長けていないブサイクな文しか書けない自分のこんなブログだとかでこの作品がいかに素晴らしいか、という文章が誰かの目に留まってCD屋で「From a smalltown」を手にとってくれたなら幸せなことだ
勿論個人的な事を書いているので自分の意見が正しいわけではないんだけども
「これ聴けや!!」って伝えたくなるような作品でしたんで、あしからず


明日はモーサム@鹿児島だ、アトサキ聴きたいな久しぶりに