ららら 希望の朝だよ・前編

先ず最初に
ここで書いてる事はほぼ俺の主観で書いているので、申し訳ないですが大目にみてやってください



俺の大好きなのはライブバンドのモーサムなのです
んで、前はさぁ、発狂しまくるくらいに凄まじかったのよ、彼らは
だが近年の彼らったら。。や、おぉ!?と思う瞬間も垣間見れる事もあるけど、なんちゅうか腕組みして観てしまいそうな事が多いのですね、残念ながら
人に「モーサムってどんなバンドね?」と聞かれた時いつも説明に迷っていたんだが、俺はとにかく「わけわかんないんだがスリリングでキュートでエクストリームなバンドといえばモーサム!!」と言っていたんですがね。。

んで以前フロントマンの百々さんはこんなことをインタビューで言っていたのです

「○○といえばモーサム、って言われるようになりたい」

これは、それまでのモーサムってカテゴライズし辛いバンドと思われがち、だと
メンバーもそれで良しとしていたが百々さんにそういう変化が訪れた、という発言
俺そのインタビュー読んだ時凄い不安だったんです、カテゴライズされないのがいいんじゃないか、って
モーサムってバンドを人に説明する時にでさえ「わけわかんないんだがスリリングでキュートでエクストリームなバンドといえばモーサム!!」って自分なりに説明しててもよく分かんないんだから


そんな不安もありつつ「ビートルバーナー」という軽快でロッキンなシングル(他のトラックも良曲)、個人的にはモーサムというバンドを象徴しているかのような最高傑作「echo」以来の変則的なミニアルバム「13 HOT DOGS」、冬のクラシックナンバーになりつつある大名曲「ペチカ」がコンスタントに発表される

ビートルバーナー

ビートルバーナー

faster!

faster!

ペチカ

ペチカ

その後、今まで勇さんがイニシアチブをとり百々さんが脇を固めていた作風が真逆になり百々さんが前面に描かれたジャケが目を奪う「Rock'in Luuula」という今思えばモーサム初の「ロックンロール」純度の高いアルバムを仕上げることになる
Rockin' Luuula

Rockin' Luuula

このアルバムに前後する「ペチカツアー」やレコ発ツアーがね、ホント絶望的なくらい失望しかけた、いや失望してたのかもだけど
予定調和にもほどがあるだろう、っていうセットリストやステージングがね、うん

あと、ライブバンドとして定評のある彼らが初めて出したライブDVD

これも酷いと思う
百々さんのギターの音が小さすぎ
それを抜きにしてもやはりこの時期のモーサムは毒が抜けたというか一辺倒になってしまっているというか。。
2004年のSHIBUYA AXでのM-ONでの生中継ライブ映像を作品化したほうが何倍もマシでしょ!?
消化不良な毎日、全くモーサムの音源を聴かなくなってしまうのでありました


しかし
去年のフェスティバル時期を視野に入れてたという大リフを繰り返しながら人殺しの気持ちをロックンロールにエネルギッシュに変換して歌い上げる「You are Rock'n Roll」というシングルは最高で、「Rock'in Luuula」の流れがありながら大衆に向けて説教たれる、というこの曲をシングルで切ってきたというのは正にモーサム

You are Rock’n Roll

You are Rock’n Roll

流石、天邪鬼バンド
ピクシーズの来日ライブの前座で「PLANET OF SOUND」のカバーではなくGANG OF FOURの「To Hell With Proverty!」をやったことを思い出す、最高だ
SPLIT

SPLIT

んで実は同時期にライブで演奏されていた勇曲の「We are Lucky Friend?」は俺はダメで
もう単純に何故モーサムがこの曲をやんの!?って思ったのです、良い曲だとは思うし好きだけど、モーサムがこれやんなくたっていいじゃん、って

しかし、この時期にスカパーで見たライブ映像やZEPP福岡でのイベントでの彼らは前回のツアーでの俺の嫌悪感を払拭してくれるようなライブをやってのけてくれた

ま、今日はここらへんで